僕と彼女との出会いについて

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僕と彼女との出会い
みなさん、こんにちは。今日はワタシの初恋いについて書きたいと思う。
恋愛には出会いが必要である。出会わなければ始まらない。今日は僕とかの彼女の出会いから話していこう。
彼女と出会ったのは終戦まもない昭和二十一年の八月だった。あの日は雨が降っていた。突然の夕立の中だった。
ワタシは一時間に一本しか来ないバスを待っていた。
降りしきる雨音は次第に大きくなり、まだ舗装すらされていない道路はあっという間にぬかるんでいた。
ワタシは街に向かうバスが定刻からかなり遅れるだろうな。そんなとりとめの無い事を考えていた。
そこに現れたのが彼女だった。傘もささず、バス停の屋根の下に走り込んできた。
まるで何から追われている様に。何かから逃げるかの様に走り込んできた。彼女は息を切らし配給された洋服を必死に拭いていた。
ワタシは彼女の事を気にしながらも、それを悟られない様に雨音がなる方に視線を向けていた。
そして、その瞬間はお訪れた。その一瞬は私にとって永遠の始まりであったのかもしれない。
大きな轟音とと共に雷がなる。彼女は悲鳴を上げて頭を隠した。ワタシはその姿に思わず笑い声を上げてしまった。
彼女はワタシをグッと睨んだ。しかし雷音が轟くとすぐにまた悲鳴をあげて頭を隠していた。またワタシはその姿をみて笑ってしまった。
彼女も恥ずかしかったのだろう。照れ隠しに笑ってくれた。
彼女が笑ってくれたその瞬間、雨音も雷音も聞こえない静寂の様に包まれた。
いや雷に打たれたようにも感じた。とにかく時間がとまった。その事だけは今も覚えている。
バス停から街までは一時間ちょっと。僕らは夢中になって話ていた。
いつもは退屈なバスの中も、彼女との取止めの無い会話が無性に楽しかった。一時間が五分位に感じた。
このまま、このバスが街に到着しないでずっと彼女と乗っていたい。そう思った。
彼女の名前だけえを聞いて僕らは別れた。その日から僕は彼女のことが頭から離れなかった。彼女に事ばかり考えてしまう。
彼女のことを考えるだけで、あの頃のワタシは幸せな気分になれた。
それからしばらくして、僕らは思わぬ形で再開した。
あの日、学生だったワタシは新学期になり学級委員をしていたワタシは転校生を迎えに行った。そこに座っていたのはあの日の彼女だった。
少し緊張していた彼女は職員室の椅子に小さくなって座っていた。
ワタシは嬉しさと、気恥しさと、いろいろな気持ちが交錯してパニックになりそうだった。
このつづきはまたいつかどこかで話したいと思う。
今日はここらへんで。さようなら。
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